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特定非営利活動法人 日本環境倶楽部 JEC Not-for-Profit Organization Japan Environment Club

No.2510-01「ネイチャーポジティブ実現へ」~自然資本を見える化する新指標~

イベント概要

気候変動を引き起こす要因や対策は温室効果ガス排出量という1つの指標で議論が可能ですが、生物多様性や自然に関わる活動については、どう測定しどのように評価すれば良いのか、企業や組織にとっては非常に悩ましい課題です。今年2月に開催された気候変動COP16の再開会合では、世界目標達成の進捗を「国ベース」で測るモニタリングや報告の仕組み及び指標が合意され、その指標の中には企業としても参考とすべき指標が存在します。また現在、NPI(ネイチャー・ポジティブ・イニシアティブ、TNFDやWBCSD等が加盟)では、企業が使える「自然の状態指標」の検討が進んでいます。
国はこれを先取りする形で、企業が採用すべき諸指標等をガイダンスしておりますが、昨年度下期からからは、あらたに金融機関や事業会社にとってより解釈、活用しやすい経済評価手法の開発と経営戦略の策定を支援する指標提供を可能とする事業を進めております。
今回のセミナーでは、新たに取り組んだLCAの影響評価手法の一つであるLIME(Life cycle Impact assessment Method based on Endpoint modeling)を発展させたネイチャーフットプリントの影響評価手法の概要と国際標準化に向けた取り組み及び企業や金融機関の活用をご講演頂きます。

日時 2025年10月21日(火)15時00分~16時30分(14:45開場)
場所 ZOOMによるリモート形式の開催です
テーマ 「ネイチャーポジティブ実現へ」~自然資本を見える化する新指標~
講師 早稲田大学 理工学術院
教授 伊坪徳宏(いつぼ のりひろ)様
講師
プロフィール
  • 1998年東京大学工学系研究科材料学専攻修了卒業、博士(工学)
  • 1998年から社団法人産業環境管理協会において経済産業省LCA国家プロジェクトでライフサイクル影響評価手法を開発、2001年から産業技術総合研究所において環境影響評価手法LIMEの開発と産業界への応用研究に従事。
  • 2005年から東京都市大学(旧武蔵工業大学)環境情報学部准教授、2013年から環境学部教授、2016年から2022年同大学院環境情報学研究科長。
  • 2023年 現職
    【専門分野】LCA (ライフサイクルアセスメント)、環境科学、環境影響評価、環境経済評価
    【公職等】産業技術構造審議会低炭素部会自動車WG議長、エコマーク審議委員会委員長、日本LCAフォーラム企画委員長、日本LCA学会理事、IPBESスコーピングエキスパートグループメンバー
定員 300名。
参加料 無料(どなたでもご参加可能です)、ご寄付歓迎
お申込み方法 下記の「セミナー参加お申込み」をクリックし、ご芳名、メールアドレス、会社名、役職を入力下さい。お申込みが承認されましたらご登録メールアドレスにセミナー参加情報が送信されます。(組織にご所属されていない場合は、会社、役職欄にはなしと記載下さい)

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